「夢ってなんだろう」「やりたいことがわからない」
そんな気持ちを抱えるHSPさんは少なくありません。
周りの期待に応えようと頑張ってきた結果、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまったという声も多く聞かれます。
この記事では、HSPさんが自分らしい夢ややりたいことに気づいていくための考え方と具体的なステップをご紹介します。誰かと比べることなく、自分のペースで「これが私の道だ」と思えるものを見つけていく、その過程を一緒に見つめていきましょう。
(そもそもHSPとは何か知りたい方は「HSPとは」の記事をお読みください)
なぜHSPさんは「やりたいことがわからない」と感じやすいのか
HSPさんは、人の感情や空気を敏感に察知できる力を持っています。
それは素晴らしい特性ですが、同時に「自分よりも他人を優先してしまう」傾向につながることがあります。
たとえば、「親の期待に応えたくて選んだ進路」「上司や同僚に評価されたいから我慢して働く」など、周囲の望みに合わせて行動してきた結果、自分の「本音」が見えなくなってしまうことがあります。
また、HSPさんは完璧を求めたり、失敗を恐れたりする傾向も強いと言われています。「どうせできない」「こんな夢を語っても笑われるかも」と、自分にブレーキをかけてしまうことも多いのです。
さらに、「夢は大きくなければいけない」「人に自慢できるようなものでなければ価値がない」といった思い込みが、夢探しを苦しくしている場合もあります。
夢ややりたいことは、必ずしも壮大で立派なものである必要はありません。もっと身近なところに、その種は眠っているのです。
「夢」や「やりたいこと」は、すでに自分の中にある
夢ややりたいことは、無理に外から探すものではありません。実は、多くの場合すでに自分の中に存在しているものなのです。
以下のような視点から、自分の内側にある「やりたいことの種」を探してみてください。
子どものころ夢中になっていたことを思い出す
たとえば、絵を描くのが好きだった、ぬいぐるみと会話していた、本を読むのが好きだった…など。大人になると忘れてしまうような些細な記憶に、自分の本質が隠れていることがあります。
日常で心が動いた瞬間に注目する
SNSで見かけた人の活動に惹かれた、ある映画のセリフに涙が出た、道端の風景に癒された——そんな瞬間に、自分の価値観が表れていることがあります。
これだけは無理」と思うことから逆算して考える
苦手なことや疲れやすい環境を知ることで、自分に合わない道を避けるヒントになります。結果的に、自然と「自分に合う方向」が見えてきます。
他人への憧れや羨望を感じた時、その理由を深掘りする
「この人みたいになりたい」と感じる人がいれば、その人のどんな生き方や価値観に惹かれているのかを言語化してみましょう。それが夢の方向性を指し示してくれることもあります。
HSPさんが夢を見つけるための具体的ステップ
ここからは、HSPさんが「自分の夢ややりたいこと」を見つけていくための実践的なステップをご紹介します。
ステップ1:ノートに思いや感情を書き出す
思考が頭の中で渦巻いていると、考えがまとまらずモヤモヤが続きます。
まずは、「なんとなく感じていること」「自分が避けてきたこと」「うらやましいと思ったこと」など、自由にノートに書いてみましょう。
書き出すことで、ぼんやりしていた気持ちが少しずつ輪郭を持ち始めます。
ステップ2:一人時間を大切にする
HSPさんは、外部からの刺激が多いと本音にアクセスしづらくなります。
静かなカフェ、公園、自宅など、安心できる場所でひとりになる時間を意識して作りましょう。そうした空間で「自分は本当はどうしたいのか」を問いかけてみることが大切です。
ステップ3:小さな「やってみたい」を試してみる
「いきなり本格的に始めなければ」と思うと、行動が重くなります。
たとえば「カウンセリングに興味がある」なら、関連する本を読んでみる。「自然が好き」なら、一人で近所の森や公園を歩いてみる。
小さな一歩からで十分です。実際に体験してみると、自分との相性がはっきりしてきます。
ステップ4:「続けたい」と思える感覚に注目する
やってみたことの中で「もっとやってみたい」と感じたものは、大切にしてください。
逆に「意外としっくりこなかった」と感じたら、それも収穫です。夢は試行錯誤の中で磨かれていくものなので、失敗も遠回りも悪いことではありません。
ステップ5:夢を「小さく始める」
夢というと大きく構えてしまいがちですが、最初から完璧を目指す必要はありません。
「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあるなら、まずはSNSで日記のような情報発信を始めることからでも良いのです。
小さな一歩が、自信となり、次のステップにつながっていきます。
夢や目標がなくても自分を否定しないで
「夢がない自分はダメだ」と感じてしまうHSPさんもいるかもしれません。ですが、そのように自分を責める必要はまったくありません。
夢は、持たなければいけないものではありません。むしろ「今この瞬間を丁寧に生きること」が、結果的に自分らしい夢へとつながっていく場合も多いのです。
たとえば、日々の暮らしを丁寧に味わうこと。家族との時間を大切にすること。好きな本を読むこと——。そういった小さな「好き」や「安心できる瞬間」も、立派な夢の芽です。
焦らず、自分の歩幅で進むこと。それが何より大切な視点です。
実際にHSPさんが見つけた夢・やりたいことの例
HSPさんの中には、以下のような形で自分の夢ややりたいことを見つけていった方もいます。
- 自然の中に癒される経験から、森林ガイドや農業の道へ進んだ方
- 人の話をじっくり聞くのが得意で、カウンセラーやコーチになった方
- 感性を活かして、イラストレーターやライターなどの創作活動を始めた方
- 地域の小さなイベントを支えるボランティアとして活躍するようになった方
どれも「特別」な夢ではないかもしれませんが、共通しているのは「心から納得できる生き方」を選んでいるということです。それこそが、HSPさんにとっての「本当の夢」と言えるのではないでしょうか。
まとめ|夢は“探す”だけでなく“育てる”もの
夢ややりたいことは、突然パッと見つかるものではありません。
むしろ、日常の中で小さな選択を積み重ねることで、少しずつ形づくられていくものです。
HSPさんは、感受性の強さゆえに道に迷いやすいかもしれませんが、それは「より深く自分と向き合っている証拠」です。
自分を否定せず、小さな気づきを大切にしながら歩んでいけば、いつか「これが私の道だ」と思える瞬間に出会えるはずです。
あなたのペースで、あなたの夢に出会っていきましょう。応援しています。
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