【HSPサラリーマン】HSPはどういう企業が向いてる?

どうも、HSPサラリーマンのきっくです。
HSP、繊細さんと呼ばれる方にとって、サラリーマンという生き方は合っているのだろうかと考えることは多いのではないでしょうか?
(そもそもHSPとは何か知りたい方は「HSPとは」の記事をお読みください)

かくいう私もベンチャーから大企業までさまざまな会社で働き、生き生きとして働けたことも、つらいな~と感じながら働いたことも多くあります。
筆者の経験も交えながら「HSPにはどういう会社が向いているか」、企業規模や文化、環境の観点で話していきたいと思います。
(HSPに向いている職種が気になる方は「HSPに向いている仕事」の記事をお読みください)

目次

働くにあたってのHSPの特性

まずはHSPの特性をちゃんと理解しておきましょう。

特性といってもたくさんありますが、ここでは働くにあたってネガティブに作用しやすい特性を挙げてみます。
・刺激を感じやすい
・人の意見を否定しづらい
・自己主張しづらい
・周りの意見を過度に受け取りやすい

「うん、うん」という頷きが聞こえてきました(笑)

もちろん上記の特性はポジティブに働くこともありますが、サラリーマンという組織に属して売上を作る場合においてはネガティブに働くことも多いでしょう。

上記の特性を踏まえて、どんな会社が向いているか見ていきましょう。

特性をもとにどんな会社が向いているか

どんな会社が向いているか、企業規模・文化・労働環境の順にみていきたいと思います。
またHSPの中でもHSS型HSPというタイプはちょっと異なるかもしれません。

企業規模

まず企業規模ですが、ざっくり下記の分け方で考えてみます。

結論的に言うと、大企業のほうがHSPには合っている、が、そこまで大きな要因にはならない、です。

100名以下だと1人1人の裁量が大きく、会社の売上を作る責任量が多くなるため、責任感の強いHSPにとっては負担となりやすいでしょう。ただ実力や評価が伴っている場合は、存在価値が目に見えているためその会社に合うこともあるでしょう。

上記の点からいうと、300名以上の大企業のほうが責任量が分散されやすく、負担はそこまでないでしょう。ただ年次によっては目に見えた評価を求められだし、不安になりやすいというのもあります。

いずれにしても実力や評価が一定あれば、どの企業規模でも問題はないと思います。
企業の安定性という点で、日々不安になるかどうかという点において、大企業のほうがHSPには合っているという結論にいたしました。

文化

続いて文化ですが、これがけっこう大事です。
極力「体育会系」の企業は避けてください(笑)

早速結論を出しましたが、やはり体育会系の文化があると、ノルマの徹底、言葉が強い、飲み会が多い傾向があります。もちろん一概に言えませんが!
これらの傾向を見て、「うっ」となる方はやはり向いていません。

ただ、人が良い環境においては、「よーし!みんなで頑張ろう!」という団結感もあるため、疲れながらも一定の達成感を得て、やっていけるかもしれません。
またミスを見つけやすいHSPにとっては、体育会系の会社にとってはでこぼこの隙間埋めとして活躍もすると思いますので、一概に体育会系が悪いわけではありません。

労働環境

最後に労働環境ですが、
いろんな面で言及していきたいと思います。

働く長さ(残業の多さ)

まず働く長さ(残業の多さ)ですが、そこまで関係ないと思います。
というのも、8時間働いて心身ともに疲れたな、と思う職場は残業すると大変です。
心がすり減りやすいHSPにとって8時間でなんとかやっている場合は、残業は負荷でしかありません。

ただ一方でリモートワークなど1人で集中してずっと仕事ができたら、8時間以上も問題ない、という方がけっこういらっしゃいます。

働く場所

次に働く場所ですが、1人になって集中できる環境、これがHSPにとって負荷のかからない環境だと思います。職種にもよりますが、私自身リモートワークになってとても働きやすくなったな~と感じます。

リモートワークでなくとも、出社時の机の位置とかでも影響はあります。
後ろから誰かに見られているということが、HSPにとってはストレスになりますので、
出社時でも1人になって働ける、もしくは後ろが壁、などは働きやすいと思います。

あとは周りの声や動きが常に感じ取っているのもHSPの特徴なので、周りの声が聞こえない、見えないという場所が良いと思います。

働くにあたって大事だと思うこと

以上のようにHSPにとって働きやすい会社を見てきましたが、いかがでしょうか?
上記を前提に考えて、最適な働き方を見つけていただきたい思いもありますが、
個人的にはこれがあったら、ちょっと大変な環境でもやっていける、大事なことがあると思っています。

評価され裁量を持つ

まずは一定やってみて、評価され裁量を持つところまで経験してみましょう。
もちろん1、2年目でもつらい!という方は無理せず!

評価され裁量を持つところまでくると、働く組織・環境において精神的にも口を出しやすくなります。
実はHSPは周りの人がよく見えるが故に、リーダーに向いていたりもします。
このフェーズまでくると、規模や環境は気にせず働きやすくなるでしょう。

熱い思いがある仕事は頑張ってみては?

最後に「熱い思い」がある仕事は、苦しくてもやり遂げられることもあります。

「これは自分の仕事だ!」「何と言われようとやってやる!」という思いをもって仕事に巡り合えたら、それはもはや使命だと思います。
命を使うのが使命です。頑張ってみましょう!

終わりに

以上、私の経験も踏まえて話してきましたが、
HSPということ自体も、あくまで傾向の1つです。
すべてがそうなんだ、と思わず受け止めていただければ幸いです。

いつかHSPのプロフェッショナルが集まる会社を作りたいと思っています。
そのときはぜひ集合しましょう!

それでは無理せずマイペースで明日も頑張りましょう!

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この記事を書いた人

HSS型HSP。MBTIはINFJ。「Humble Symphony合同会社」の代表として、HSPが生きやすい世界を作ることをミッションに生きてます。

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