HSP学生あるある10選|繊細さんが学生生活で感じやすいこととは?

教室のざわざわが気になってしまったり、友達のちょっとした言葉に心がざわついたり。HSPさんにとって、学校という場所は刺激の多い環境です。「なんでこんなに疲れるんだろう」と感じている学生さんもいるかもしれません。

本記事では、HSPさんが学生生活の中で感じやすい「あるある」を10個ご紹介します。「それ、あるある!」と共感することで、少しでも心が軽くなればうれしいです。

目次

HSP学生あるある10選|学校生活の中で繊細さんが感じること

ここでは、HSPさんが学生生活の中で感じやすい「あるある」を具体的にまとめました。もし当てはまるものがあれば、「自分だけじゃないんだ」と思えるかもしれませんね。

1. グループワークで気を遣いすぎて疲れる

・自分の意見よりも、周囲の空気を優先してしまう
・「あの人が嫌な思いをしてないかな?」と考え続けてしまう
・嫌なのにまとめ役やフォロー役を引き受けてしまう

気づけば、みんなの顔色をうかがって終わることも多いかもしれませんね。私の場合も班の書記やリーダーに選ばれたことがありますが、正直苦痛でした。

2. 教室のざわざわで集中できない

・みんなが話している中で一人で静かに過ごすのが難しい
・音や声の重なりに敏感で、頭が疲れてしまう

「イヤホンで音楽を聴いていたい…」と思ってしまうHSPさんも少なくありませんよね。私の場合は、ざわざわ時間はイヤホンをつけながらひたすら勉強していました。

3. 友達の表情や言葉に敏感すぎる

・ちょっとした言葉の言い回しが気になる
・笑っていない表情を見ると、「私、何かしたかな?」と不安になる

周囲の気分に左右されすぎて、心がぐったりしてしまうこともあります。HSPさんの場合は、相手の気持ちに自分の気持ちが引っ張られるので大変ですよね。

4. 発表や体育の時間が苦手

・人前に立つだけで、心臓がバクバクする
・みんなの視線を感じすぎて緊張する

運動会のリレー・グループワークの発表会などは今でも考えただけで身の毛がよだちます。けど、避けては通れない道なので大変ですよね。

5. 先生の声に敏感でびくびくしてしまう

・怒っているわけではなくても、声が大きいだけで怖いと感じる
・注意されると、落ち込んでしばらく引きずってしまう

HSPさんは、大きな声に影響を受けやすい傾向があります。その言葉が優しいものであればいいかもしれませんが、そうでない場合は精神的にかなりきますよね。部活動で指導に熱が入る先生にはよく見られると思います。

6. 一人で過ごす時間が必要不可欠

・放課後は誰とも会わず、ひとりでリラックスしたい
・昼休みも静かな場所で休みたい気分になることがある

友達との時間は楽しい反面、エネルギーを消耗しやすいのがHSPさんの特徴です。僕も休み時間は寮で休むか、ひたすらに勉強をしていました。

7. 予定変更に弱く、動揺しやすい

・授業や行事の変更に戸惑う
・心の準備ができていないと、不安になってしまう

急に、予定や内容が変わって「急にそんなこと言われても…」と内心パニックになる場面もあったのではないでしょうか?私の場合は、グループワークで発表の子が休みになって、急遽自分が発表を行うことになり大分焦ったことがあります。

8. 忙しい日が続くと、すぐに疲れ果ててしまう

・テスト、委員会、部活…と予定が詰まっているとキャパオーバーに
・人とのやりとりが多い日ほど、帰宅後に何もできなくなる

人と関わること自体が刺激になるため、心と体の回復が必要です。一人で静かに休める環境や時間を用意するようにしましょう。

9. 周囲の感情に影響されてしまう

・友達が落ち込んでいると、自分まで悲しくなる
・ネガティブな話題が多いと、心がどんよりしてしまう

まるで「感情のスポンジ」のように、他人の気持ちを吸い取ってしまうのがHSPさんの特性です。私で言うと、資格試験や受験で不合格になってどんよりしているクラスメイトに、引っ張られて自分までどんよりしてしまった経験があります。

10. 褒められても、素直に受け取れない

・「ありがとう」と言いつつ、心では「私なんて別に…」と思ってしまう
・褒められると、プレッシャーに感じることもある

HSPさんには自分に自信を持つのが難しく、過小評価しやすい傾向があります。私の場合は褒められるのが苦手でした。内心嫌な気分では無いのですが、褒められた瞬間に見られているプレッシャーから同じパフォーマンスで取り組めなくなってしまうことが多かったです。

HSP学生あるあるとどう向き合えばいい?

「こんなふうに感じるのは自分だけかもしれない」と悩むHSPさんも多いかもしれません。しかし、この記事の「あるある」に共感できたなら、それはHSPの特性による自然な反応です。

HSPさんの特性は、けっして「わがまま」でも「甘え」でもありません。感受性が強く、周囲のことを深く受け止める力があるということです。

そんなHSPさんが学生生活を少しでも楽に過ごすためには、以下のような工夫が役立ちます。

・一人時間を積極的に取る
・スケジュールには余裕をもたせる
・苦手な場面では「無理をしない」と自分に許可を出す
・信頼できる人に話す、カウンセラーを利用する

何よりも大切なのは、「HSPさんらしさを大事にしていい」ということです。他人軸で生きるのではなく、自分軸で考えていくことを大切にしてください。

まとめ|自分だけじゃないと感じられたら、それが一歩目です

HSPさんが学生生活で感じやすい「あるある」はたくさんあります。でもそれは、あなたが周りをしっかり見て、心をたくさん使っているからこそ起きる反応です。

「どうしてこんなに疲れるんだろう」と感じたときは、ぜひ自分を責める前に立ち止まってみてください。HSPさんであることは、個性であり、強みでもあります。

今日の記事が、繊細さに悩む学生HSPさんの心の支えになればうれしいです。

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この記事を書いた人

HSPの社会人。散歩やゲーム実況を見るのが好き。

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