HSPの人は外部からの刺激に対して敏感であるのと同時に、自分の内面から次々に湧いてくる感情や考えにも敏感に反応する傾向があるとされています。
自分が今抱えている仕事について、自分が置かれている環境について、自分が決めた選択や判断についてなど考える要因はさまざまです。
ここでは、HSPである私が仕事を休職した際に読んでみて、 考え方や行動の仕方の参考になった書籍をご紹介します。
メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術

休職するにあたって参考になった本です。
自分らしく人生を生きていく上で、本来の自分を大切にして自分に合った武器で生きていくためのヒントが描かれています。
仕事のために人生があるわけではなく、人生を豊かにするために仕事があります。
本書では仕事をするにあたって、撤退すべき見逃してはいけないサインも紹介されており、自分が置かれている状況について客観的な視点を得ることが出来ます。
私はすべて自分で決める。

頭の中でさまざまな考えが浮かんでくるとき、自分の選択や判断について自信が持てないことがあります。
どうすれば自分が主体的に人生を選択していけるのかといった、考え方の方法論が書かれています。
自分の選択や考えは正しいのだろうか、正しかったのだろうか、
人へのかかわり方はこれで良いのだろうかなど迷った際に参考になる本です。
小さいことにくよくよするな

アメリカの心理学者であるリチャード・カールソンによって書かれた本です。英語名では「DON’T SWEAT THE SMALL STUFF… AND ITS ALL SMALL STUFF」です。
完璧を目指さずに今に満足する、今ここに集中する、人生は不公平が当たり前、期待を捨てるなど禅的な考え方が多く紹介されています。
特にこういった人間関係や仕事、人生における悩みというのは、日本だけでなく万国共通であるということが、自らの繊細さや敏感さを癒してくれます。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

仏教における「合理的な考え方」を紹介してくれる本です。
著者は中学中退後、大検を取って東大法学部に入学、卒業後に政策シンクタンクを経て出家された異色の経歴の持ち主です。
心の中に湧いてくる感情や思いを「心の反応」と理解し、正しい理解で苦悩から自由になるための方法を紹介してくれています。
中でも悩みを悩み化しなかったり、自分を否定しなかったり、思いをただ見つめてみるだったりといった心を反応させない練習、瞑想(メディテーション)の入門として散歩や日常生活の中で「今」に意識をフォーカスさせる方法が身に付きます。
「人生の勝率」の高め方 成功を約束する「選択」のレッスン

マーケターであり、「人生がときめく片付けの魔法」の近藤麻理恵さんを含めた多くの著者のプロデュースを務めた著者が、対話形式で人生の勝率の高め方を紹介してくれる本です。
色々と考えることが多く、自分に合った仕事や人生がわからない場合でも、そこで立ち止まって考えこみすぎてしまうのではなく、こうしておくと、人生を好転させやすいという方法が紹介されています。
- 「こういう時は自動的にやる、こういう時はやらない」というルールを定める
- 「損得」という基準を「自分が納得のいく別の基準」に置き換えてみる
- 「価格」ではなく「価値」で決める
- なぜ「噓つき」はお金を稼げないのか
といった、さまざまな観点で行動の指針や、人生の教訓を教えてくれています。
Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

頭の中で浮かんでくる思いや感情や考えについて、その一つ一つを見つめなおして適切な対処法を紹介してくれる本です。
自分だけで実践できる方法や、パートナーや友人と一緒になって対話する方法などがあります。
自分の考えについて「友人に助言していると想像する」など具体的な方法を教えてくれています。
終わりに
今回は実際に私がストレスを抱えた際、休職した際に自分を見つめなおすために読んだ中でのおすすめ書籍を6冊ご紹介しました。
HSPの要素を持っているため、脳内に次々に浮かんでくる感情や考えを整理するための書籍が、頭を整理して前を向く助けになりました。
みなさんの助けにもなると嬉しいなと思います。
気になる書籍がありましたら、ぜひ書店で手に取ってみてください。

HSPサラリーマン。webマーケティング業に従事。家族と幕張が大好き。
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